ウルトラマンタロウ34話「ウルトラ6兄弟最後の日!」あらすじと感想

ウルトラマンタロウ34話、「ウルトラ6兄弟最後の日!」のあらすじと感想です。

まず33話の「ウルトラの国大爆発5秒前!」と前後編のストーリーなので、

まずは33話の内容を把握しておいた方が面白く視聴できますね↓

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ウルトラマンタロウ33話「ウルトラの国大爆発5秒前!」あらすじと感想

 

 

円谷プロの「Stay At Home With ULTRAMAN」企画で5月31日から配信されるこのウルトラマンタロウ34話、「ウルトラ6兄弟最後の日!」。

伝えたいメッセージは「力を合わせよう」ということ。

誹謗中傷で対立・憎悪ばかりのギスギスした世の中だからこそ、「力を合わせる」ことは大事ですよね。

コロナウイルスの問題も、1人の身勝手な行動が大勢の感染に繋がるリスクがあります。

円谷プロはそんなこともこのエピソードを通じて伝えたいんだと思います。

 

 

33話で、苦労しながらウルトラシリーズの敵キャラでも屈指の超強敵であるテンペラー星人を自分の力だけで倒したタロウ。

さんざん「兄さんたち、助けてくれ!」と末っ子の甘ん坊ぶりを示していたのに、

今度は一転してテンペラー星人を倒したことで気が大きくなって増長するストーリーが描かれます。

 

 

ロケ地でもある三浦半島(横須賀市の長井)にある佃嵐崎で、またバーベキューとシャンパンを楽しむウルトラ兄弟たち。

いつまで焼いてんだこの肉。

また焦げちゃうよ?

 

 

それはともかく「タロウが自分1人の力で闘い抜いたことを祝って乾杯しよう」とハヤタ(初代ウルトラマン)

「しかしよくやったな。オレとエースはお前を助けるために何度も飛び出そうとした」と語りかける郷秀樹(帰ってきたウルトラマン)

「だがその度に兄さんたちに止められた。ずいぶん冷たい兄貴だと心の中で腹が立ったな」と北斗星司(ウルトラマンA)

 

 

「兄さんたち、ありがとう。オレは今まで兄さんたちに頼りすぎていたんだ」と東光太郎(ウルトラマンタロウ)

「わかってくれればいいんだよ。しかし、それもゾフィー兄さんの思いやりだ」とハヤタ

「そういえばゾフィー兄さんは?」と問う光太郎。

「あぁ、テンペラー星人の様子を探りに行っている。あれくらいで諦めるような奴らじゃないってな」とモロボシ・ダン(ウルトラセブン)

 

 

するとタロウが「そんな心配なんてしなくていいのに。もしまたテンペラー星人が現れたらオレが軽くひねってやるよ」と口にする。

いや・・・ウルトラマンボールがなければ手も足も出なかったでしょうあなたは(笑)

どこからそこまでの過信が生まれるんだ(笑)

 

 

その発言に顔をしかめて「タロウ、それどういう意味だ?」と問うモロボシ・ダン

「自信がついたって言ったでしょ。兄さんたち、もうこのオレは甘えん坊の末っ子じゃないんですよ」と満面のドヤ顔で語る光太郎。

「自信がつくということは、それを自慢することとは違うと思うがな」と苦虫を噛み潰したような表情で返すハヤタ

「まぁいいからいいから!ここはオレに任せて、兄さんたちはたっぷりごちそうを食べて安心して帰ってくださいよ!」と言い切る光太郎。

 

 

 

ここで血気盛んな北斗星司が光太郎の胸倉をつかんで「この野郎!その言い草はなんだ!」といきなり激昂する。

このシーン何度見てもなぜここまで北斗が怒るのかわからないんですよね。

その前のハヤタの「自慢」発言も、単に「もうオレは末っ子の甘えん坊じゃない」と言っただけのことを「自慢」と捉えるのも飛躍に思えるし。

要はタロウが「アンタたちの助けなんてもういらないよ」的な雰囲気を出し始めて兄貴たちがイラつき始めたことと、タロウの慢心を諫める思いからかな?

 

 

キレかかった北斗を郷秀樹が「やめろエース」と静止し、「タロウ、自分の力を過信してると、今に大きなけがをするぞ」と諭す。

だが光太郎は「だって、テンペラー星人はオレが1人でやっつけたんじゃないか」と吐き捨てる。

暗にちっとも助けてくれなかった兄貴たちへの皮肉も込めているかもしれない。

 

 

今度はモロボシ・ダンが「タロウ!」と激昂。

そして「言葉を慎め」と鬼の形相で告げる。

早くも次作『ウルトラマンレオ』の鬼教官(隊長)の雰囲気が出始めている。

 

 

モロボシ・ダンは『ウルトラセブン』ではどちらかと言えば飄々としてたり、ナイーブな感じで怒鳴ったりすることはほとんどなかった。

せいぜい最終回で「アマギ隊員がピンチなんだよ!」と怒鳴ってアンヌを突き飛ばした時くらいか。

思えばモロボシ・ダン(ウルトラセブン)アンヌにかけた言葉ってこれが最後になっちゃうんだよね。

ウルトラマンレオ』の29話「運命の再開!ダンとアンヌ」で登場した女性がアンヌならまた違ってくるけど。

あれがアンヌなのかどうかは脚本関係者ですら「謎」とか言ってるレベルだし、もうあとは個人個人の妄想で結論づけるしかないのかも?

ただウルトラマンゼロの母親がどう考えても地球人(人間)のアンヌとは思えない(笑)

 

 

とにかく『ウルトラセブン』では喜怒哀楽の「哀」ばかりだったモロボシ・ダン

ウルトラマンレオ』では「怒」ばかりになってしまいました。

ダンの「喜」と「楽」がもっと見て見たかったですね。

 

 

そんな「ウルトラ兄弟喧嘩」を見かねたゾフィがまた空から「タロウ、あれを見て見ろ」とバレーボールチームの練習風景を示す。

「バレーボールのチームじゃないですか。それがどうかしたんですか?」とあっけらかんと答える光太郎。

「お前、ゾフィー兄さんが言ってることがわからんのか」とハヤタ

 

 

モロボシ・ダンが「タロウ、スポーツのチームに一番必要なものはなんだ?

1人1人のトレーニング、美しい技、負けじ魂、そして根性、それらももちろん大切だ。

しかし、チームにとって一番大切なのはがっちりしたチームワークじゃないのか?」と諭す。

 

 

ハヤタが「セブンの言う通りだ。1人だけ技術の優れた者がいても、チームワークがなければ絶対に試合には勝てない。

タロウ、そのことを忘れるな!」と長男らしく説教する。

 

 

末っ子タロウは「わかったよ。ZATのメンバーの1人として早く本部へ帰れと言うんだろ?

帰るよ。だけどまぁ、地球のことはオレに任せといてよ。ね!じゃあ!」と軽いノリで去って行ってしまう。

 

 

ここでまたも若い北斗星司がブチ切れて「くそぅ!あんにゃろブン殴ってやる!」と飛びかかろうとするがまたも郷秀樹に静止させられる。

そして「よせ、今のタロウに何を言っても無駄だ」と諭される。

「なんだい、テンペラー星人の一匹や二匹やっつけたくらいで」と吐き捨てる北斗星司

 

 

ここもそこまで怒ることなのかどうもわからない。

33話では散々「自分たちに頼るな」「1人で闘え」と突き放したのに、

今度は一転して「チームワークを大切にしろ」と暗に自分たちを頼ることを求めるような論調になってるし。

その「チームワーク」はZAT隊員としてのものを指しているなら、ZATに戻ろうとする光太郎に北斗星司があそこまで怒る意味がない。

つまり「自分たちを頼ろうとしない(必要ない存在とみなした)」タロウにキレたという解釈しかできない。

 

 

仮にタロウがそう思ったのだとしても、それは33話で散々タロウに求めた「自立」とは違うのか?

確かにタロウに“慢心”が生じ始めているのはわかるけど、33話とあまりに求めるもののベクトルが真逆になっていてどうも腑に落ちない。

 

 

それにしても前の33話でもウルトラ兄弟の「年長組」(タロウの自立を促すスタンス)の初代マン&セブンと、

「年少組」(苦しむタロウを助けてあげたい)のジャック(帰ってきたウルトラマン)&エースで性格の違いがあって面白いと思ったけど、

今回はその「年少組」の中でも年上のジャック(帰ってきたウルトラマン)の方がまだ落ち着いていて、年下のエースの方はまだ「ヤンチャ」感が抜けずにイキりまくっているこの違いも面白い。

 

 

まぁ北斗星司は『ウルトラマンA』本編でも歴代主人公の中では屈指とも言えるほど血気盛んな性格でしたからね。

元々そんなタイプでもあります。

 

 

そもそもテンペラー星人ほどの超強敵を「1匹や2匹やっつけたくらいで」と言いきってしまうエースもどうかと。

正直あんな強敵を単体で倒せるのはタロウくらいしかいないのでは。

昭和ウルトラシリーズならタロウがおそらく最強で間違いない。

他の兄弟では単体でテンペラー星人を倒せそうなのはエースだけ可能性があるかどうかくらい。

それでもスペースQかジャンボキングに使用した「スペースQの原理を応用したギロチンショット(?)」レベルの超・必殺技が必要だろう。

通常のメタリウム光線やギロチンショットだけで倒せるレベルの相手ではない。

 

 

後はゾフィーがM87光線でも使うなら勝てるかもしれないけど。

でもゾフィーが強敵を倒すという姿を見たことないんだよね。

いつも「やられ役(引き立て役)」ばっかりで。

一度ゾフィーが主役のストーリーでも作れば良いのにね。

 

 

ここでそのゾフィーが「テンペラー星人はまだ滅びてはいない」と皆に告げる。

ハヤタが「タロウの奴。自分の力を過信しやがって。危険なことにならなければいいんだが」と口にする。

 

 

光太郎はノリノリでZAT専用車を思いっきりスピード違反でブッ飛ばしながら

「兄さんたちは、オレを嫉妬してるんだ。1人でテンペラー星人をやっつけたオレが羨ましくてならないんだ」とニヤニヤしながら独り言をつぶやく。

しかしそこにテンペラー星人の円盤が現れZAT専用車に破壊光線を放つ!

光太郎はうまいこと脱出してきりもみ回転で着地する体操オリンピック金メダリスト並の身体能力を見せつける。

 

 

続いてテンペラー星人が登場する。

光太郎に特殊スペクトル光線を発射し、それを浴びた光太郎はレインボー色の影が現れる。

ウルトラの国の戦士たちはこのスペクトル光線を浴びるとレインボー色の影が現れて正体がわかるとのこと。

 

 

そもそもピンポイントで光太郎のZAT専用車を狙い撃ちして、スペクトル光線を浴びせたってことは光太郎がウルトラマンタロウの正体だと気づいていたんだよね?

前の33話でハヤタが「奴(テンペラー星人)は我々が地球ではこの姿だということを知っている」と言及していたけど。

でも33話で東光太郎を見てもタロウとは気づいていなかった。

 

 

光太郎はテンペラー星人に攻撃するが「末っ子の甘えん坊などどうでもいいわ」と飛び去ってしまう。

それを見た光太郎は「奴は本当はオレが怖いんだな。そうだろう!」と完全に慢心全開状態で吠えまくる。

 

 

佃嵐崎では未だ失神状態のZAT隊員4人と大谷博士の肉体が横たわっていた。

まだこの岬で失神した5人の肉体を放置したままシャンパンで乾杯してたのかウルトラ兄弟は(笑)

それはともかく、「地球人を救うため」という名目で再び5人の肉体に憑依するウルトラ兄弟。

今回も変身していることはタロウには秘密ということでまとまる。

 

 

ZAT本部に戻った光太郎は荒垣副隊長ら隊員が誰もいないことに「テンペラー星人が現れたってのに何やっているんだ」と憤慨する。

そこにウルトラ兄弟が憑依した隊員たちが戻ってくる。

すると光太郎が「遅いですよ、みんな」と文句を言って、「とにかくオレは先に行きますから!」と1人で単独行動をしてどんどん増長する。

 

 

その姿を見てウルトラ兄弟たちは「まずいな、タロウがあんな行動をとり続けるとZATの規律が乱れてしまう。どうするゾフィー兄さん」と問う。

ゾフィー(大谷博士)は「もしいつまでもタロウがあんな態度を取り続ければ、もうタロウはウルトラ兄弟ではない」とタロウをウルトラ兄弟から「除名」することまで示唆。

とにかく今はタロウのことより地球をテンペラー星人から守ることが先決だということでまとまる。

 

 

光太郎はウルフ777を運転しながら「兄さんたちも副隊長も一体何をしてるんだ!オレがやらなければどうしようもないじゃないか」と完全に天狗状態。

テンペラー星人の股の下をウルフ777で行ったり来たりとスタントマン並みのハンドルさばきで動き回ってテンペラー星人の目を回す。

 

 

ZATメンバーに憑依したウルトラ兄弟もスカイホエールとコンドル1号で攻撃しようとするが、光太郎のウルフ777が邪魔で攻撃できない。

上野隊員に乗り移ったエースが「どけ!タロウ」とつい「タロウ」と呼んで叫んでしまい、大谷博士のゾフィーに「よせ!我々だと知られてはまずい」と静止される。

どこまでも血気盛んなエース。

そりゃドラゴリーをあんだけオーバーキルにするわけだ。

 

 

初代マンの荒垣副隊長が「東隊員!攻撃の邪魔だ。テンペラー星人から離れろ」と受信機で伝える。

光太郎が「何言ってんですか副隊長。あと少しです。まぁ見ててくださいよ」と聞く耳持たず。

セブンの北島隊員が「東隊員。君1人で闘ってるんじゃない。どきたまえ!」と告げる。

光太郎が「北島さん。テンペラー星人なら任せといてください!そっちこそ邪魔ですよ」と半ば暴言まで吐く始末。

ゾフィーの大谷博士が「仕方がない奴だ」と嘆きながら吐き捨てる。

 

 

それにしても北島隊員は1話で「一般人」の光太郎とモロに殴り合ってた人物とは思えないほど成熟して理知的になったなぁ。

もちろんセブンが乗り移っているからだけど、この違いを演じられる津村秀祐の演技力は素晴らしいと思います。

33話での光太郎(タロウ)を「ウルトラセブン」として横目で見つめる「無言の演技」など本当に表現力豊か!

 

 

結局攻撃できず、またテンペラー星人の攻撃を受けて尻に火がついてしまうスカイホエール。

それを見て光太郎は「だから言わないこっちゃないんだ」と吐き捨てる。

そしてテンペラー星人の足元をウルフ777でさらに激しくクルクル回る。

完全に目が回ったテンペラー星人は倒れてしまい一度宇宙船に撤退する。

 

 

船内のテンペラー星人はかなりコミカルな描写と効果音で、まるで団次郎と坂田アキ役でおなじみ榊原るみが出ていた「ロボット8ちゃん」等のロボット特撮ドラマみたいな描写(笑)

とにかく「タロウ以外の」ウルトラ兄弟を全滅させたくて仕方ないご様子。

先にタロウだけ殺しておけば良いのになぜかタロウだけは放置。

そもそも33話でウルトラの星を狙っていたミサイルを地球に打ち込めば終わる話なんじゃないのかとも思ってしまうけど(笑)

 

 

そこでテンペラーは光太郎を監視していれば兄弟たちに会いに行くかもしれないと考える。

33話でもその発想があれば、タロウは労せず三浦半島までテンペラー星人をおびき寄せることができたのにね。

そして光太郎を監視していて白鳥さおりの存在に目をつける。

 

 

テンペラー星人はタランチュラみてーな蜘蛛の姿になり、労せず白鳥家に侵入する。

エプロン姿で鼻歌を歌いながら料理を作っている理想の嫁さんタイプの白鳥さおりに赤い催眠ガスのようなものを吹き付ける。

倒れてしまった白鳥さおりというか小野恵子の豊かなバストの上にいやらしくへばりついて顔をうずめるテンペラー・スパイダー。

「可哀想だがこのいやらしい身体を貸してもらうぞ」と悪魔の宇宙人にしては妙に優しいことを言って憑依する。

実にうらやましい恐ろしいシーンで堪能しました。

蜘蛛になりたい。

ピンクスパイダー。

 

 

白鳥さおりは初代のあさかまゆみ(現・朝加真由美)と二代目のこの小野恵子どっちが良いか意見がわかれるが、

はっきり言ってどっちにも魅力があるから甲乙つけがたいんですよね。

しかもどっちもスタイル抜群という(笑)

 

 

それにしても朝加真由美を「1クールの契約」とかわけのわからないことして、

同じキャラクターなのに演じる女優が突然変わるとか酷い話でもありますね(笑)

見ていた子どもたちからすれば、17話でいきなり「白鳥さおり」が違う女優になってるんだから「え?誰?」と思ったでしょう。

その気持ちよっくわかります。

 

 

新マンの坂田アキ(榊原るみ)も別のドラマ出演が決まってスケジュール調整が不可能ということで、あんな形で「途中退場」することになったし、

当時の契約形態にはいろいろ考えさせられるものがありますね。

でも、ウルトラシリーズに出演していた女優で一番出世したのは多分朝加真由美ですよね。

ウルトラマンレオ』に出演していた杉田かおるもいるけど「子役」だったし。

 

 

それか、『ウルトラマン80』の石田えりかな?(そういや彼女も途中退場)

そもそも石田えりの降板理由は「ウルトラシリーズに最後まで出演した女優は大成しない」というジンクスを気にして自ら降板を申し出たものだったとか。

う~ん・・・なんともドライな話だけど、実際最後まで出演した女優陣で大成したお方は名前が浮かばない。

そのような事情で降板したにもかかわらず、『ウルトラマン80』の最終回でアンドロイドとして再出演させてもらえた時は嬉しかったそうで。

 

 

思えばその後大成した部類に入る榊原るみ朝加真由美杉田かおる石田えりもみんな途中退場か途中からの出演。

その「ジンクス」は恐ろしいことに平成シリーズまで続いているような。

まぁ黒部進の娘の吉本多香美山田まりやは成功した部類だとは思うけど。

そもそもウルトラシリーズは男優でも主演を張った方はあまり大成しにくく、寧ろゲストで出てた方の方が出世してたりしますよね。

『ウルトラマンタロウ』の大和田獏とか、『ウルトラマンレオ』の蟹江恵三とか。

女優でもゲストまで含めたら『ウルトラセブン』の31話「悪魔の住む花」に出演した松坂慶子でしょうけど。

 

 

でも朝加真由美石田えりもウルトラマン絡みの話は一切しませんよね。

まるで黒歴史とでも思っているかのようで。

杉田かおるは普通に番組に来て話してくれてたけど。

子役だったからなのかな?

 

 

そんな「ウルトラ女優事情」はともかく、白鳥さおりの豊満な肉体を乗っ取ったテンペラー。

一緒にサンドウィッチとかリンゴを河川敷で食べながらウルトラマンボールを独り占めして他の子に貸してあげない栄一を「いじわるね」と指摘する。

増長MAX状態の光太郎は「なんでもかんでもみんな一緒でなければならないってことはないよ。

強い者や先に手に入れたものが1人で突っ走った方が良いことだってある。」とサンドウィッチを貪りながら吐き捨てる光太郎。

 

 

独り善がりな思想を力説する光太郎に対して、「嫌いよ、そんな光太郎さん」と律義に“白鳥さおり”を演じるテンペラー星人(笑)

しかしすぐに「でも・・・嫌いになれて良かった」とつぶやきながら正体を現し背中にある黄金のマントを光太郎に投げつけ全身を包み込み捉えてしまう。

それを見ていた栄一くんはZATに駆け込んでそのことを知らせに来る。

そもそもZATは子どもがこんな頻繁に簡単に出入りできるほどセキュリティが甘いのか?

初代ウルトラマンのホシノ少年じゃああるまいし。

 

 

「パパー光太郎さんが、テンペラー星人にさらわれた」と告げる栄一。

「光太郎が?」と呼び捨てで驚く大谷博士(というかゾフィー)。

再びスカイホエールとコンドルで出動するウルトラ兄弟。

さっきテンペラー星人の攻撃を受けて炎上してたのにもう治ったのか。

それともスカイホエールって何機もあるんだっけか?

 

 

テンペラー星人は光太郎を蓑虫状態に吊るしながら「死の苦しみ」を味わうことになるウルトラ兄弟必殺光線を浴びせ続ける。

ものすごくキツい拷問を受けているようなもんだ。

テンペラー星人はBGMに合わせて踊りながら光太郎にウルトラ兄弟必殺光線を浴びせ続けるコミカルな描写。

 

 

ウルトラ兄弟はスカイホエールから「ウルトラビーム」を発射して、光太郎を吊るしている糸を切断。

落下する光太郎をスカイホエールでキャッチ。

いやいやいや・・・普通肉体がミンチになるでしょ生身の肉体を高速飛行している戦闘機でこんな受け止め方したら(笑)

突っ込むだけヤボかな(笑)

でも突っ込まずにはいられない!

 

 

この「ウルトラビーム」でテンペラー星人はZAT隊員がウルトラ兄弟じゃないかと勘づく。

スカイホエールから降りたウルトラ兄弟たちに特殊スペクトル光線を浴びせるテンペラー星人。

全員色鮮やかなレインボーの影が現れウルトラ兄弟であることがバレる。

そして光太郎にも兄たちが変身している姿だとここで気づかれる。

 

 

人間体のウルトラ兄弟に徹底的に攻撃を仕掛けるテンペラー星人。

隠れながら逃げるウルトラ兄弟。

するとなぜか三浦半島の佃嵐崎で練習をしていたバレーボールのチームが東京でテンペラー星人がら逃げ回っているというカオスな光景が描かれる。

そしてそのバレーチームはテンペラー星人の攻撃をモロに受けてしまう。

 

 

ウルトラ兄弟が「大丈夫か?」と駆けつけると気を失っているだけだと判明。

どんだけタフなんだこのバレーチームは。

超人か?

とにかくちょうど6人いるからこの6人に乗り換えて逃げ切ろうと考えるウルトラ兄弟。

 

 

バレーチームのメンバーに憑依して逃げようとするウルトラ兄弟だが、

「あれも6人だな」とテンペラー星人に気づかれて特殊スペクトル光線を浴びてまたも正体が露見。

そしてウルトラ兄弟必殺光線をモロに直撃して全員爆散してしまった・・・かに見えた。

 

 

だがなぜか全員無事。

しかも肉体を借りていたバレーチームも全員「気を失っているだけ」ということ。

嘘だろう。

テンペラー星人の攻撃を生身の人間が直撃して「気を失っているだけ」で済むなんて。

さっきからタフすぎるぞこのバレーチームは。

そりゃ短時間で三浦半島から東京まで移動できるわけだ(笑)

 

 

とにかく何をやってもテンペラー星人の特殊スペクトル光線&ウルトラ兄弟必殺光線のコンボにやられてしまうウルトラ兄弟。

そもそもさっさと変身して戦えば良いだけのことじゃないのかと思うんだけどなァ。

近寄らなきゃいけない意味がよくわからない。

 

 

ここで光太郎がウルトラマンボールを使ってテンペラー星人に接近するアイディアを思いつく。

ウルトラマンボールならテンペラー星人は無警戒だから特殊スペクトル光線に苦しむことはないという考え。

でも、前回ウルトラマンボールから登場したのを見られてるから次は普通に迎撃されると思うんだけど(笑)

 

 

あとウルトラ兄弟必殺光線を何度も浴びてるけど、光太郎がみの虫状態だった時以外はほとんどダメージもないよね。

そんな回りくどい事しないでさっさと変身した方が早いと思うけど。

それぞれの変身シーンを見せた方が子どもも喜ぶだろうし。

 

 

とにかくウルトラマンボール経由で登場する演出にこだわるこの前後編。

栄一くんやその友達が6つのウルトラマンボールをテンペラー星人に投げつける。

すると綺麗に6つ並んでテンペラー星人に向かって飛んでゆく。

テンペラー星人も33話でこれを見てるんだから撃墜すりゃいいのになぜか無防備で見届けている。

 

 

そして中からウルトラ兄弟が全員現れて、結局東京で全員登場して「ウルトラ兄弟VSテンペラー星人の全面戦争」へ。

33話であれだけ避けようとしていて「世界が終わってしまう」とまで言った“東京での全面戦争”に普通に投入してしまった。

テンペラー星人はウルトラ兄弟必殺光線と火炎放射で6人相手に一斉攻撃。

やっぱりロクにダメージを与えていないウルトラ兄弟必殺光線。

 

 

ウルトラ兄弟は全員横歩きでどんどん郊外に移動し工場地帯みたいなところまでうまいことテンペラー星人を誘導する。

位置的に川崎の工業地帯あたりかな?

そこを決戦の場と定めたのか、ついにセブンがエメリウム光線を、新マンがスペシウム光線をテンペラー星人に向けて放つ。

同時に受けてもビクともしないテンペラー星人。

 

 

だが続いてウルトラマンエースと初代ウルトラマンがテンペラー星人が身動きできなくなるらせん状の光線を放つ。

動けなくなったテンペラー星人の両腕をセブンと新マンが抑える。

そこにタロウがタロウカッターを放つとあっさり両腕は切断される。

 

 

ウルトラ兄弟は全員でテンペラー星人を胴上げのような形で持ち上げて激しく回転しながら上空に投げ飛ばす。

タロウは上空のテンペラー星人めがけてストリウム光線の強化版であるネオ・ストリウム光線を放ち爆散させる。

テンペラー星人の宇宙船もウルトラ兄弟の合体光線「グランドスパーク」も爆散。

テンペラー星人は量産型にも思えるがとりあえずこれで絶滅ということなのかな。

あれだけウルトラ兄弟をまとめて戦うことを切望していた割に、タフなだけで思ったより強くなかった印象もある。

と、言うか防御力は確かに高いけど攻撃力が弱すぎるような。

 

 

そもそもタロウを殺すチャンスなど何度もあったのになぜか「末っ子の甘えん坊などどうでもいいわ」とトドメを刺さなかったり、

自分から撤退したりと「舐めプ」したことで、結局そのタロウに殺されるというオチ。

アクション映画とかで主人公が敵のボスに捕らえられた時も、さっさと撃ち殺せばいいのに銃を構えたままダラダラおしゃべりしていて反撃や脱出する時間を与えて、

結局反撃や脱出されて最後はその主人公に自分が殺されるというよくあるオチを思わずにはいられない。

そもそも33話でウルトラの星を破壊しようとしていたミサイルを地球に打ち込めばあっという間に終わった話だし、

ウルトラ兄弟の中で一番強くて危険な存在のタロウを「どうでもいい」と放置し続けたり、テンペラー星人は頭が良いのか悪いのかわからない(笑)

 

 

そして飛び立つウルトラ兄弟。

セブンが「じゃあ、帰るぞ、タロウ」とモロボシ・ダン(森次晃嗣)の声でタロウに告げる。

初代ウルトラマンが「もう大丈夫だな」とハヤタ(黒部進)の声で告げる。

タロウが東光太郎(篠田三郎)の声で「はい、ZATの中でチームワークを守りながら戦います」と返す。

 

 

エースが北斗星司(高峰圭二)の声で「見ろ、バレーのチームだ」と口にする。

さっきまで東京にいたはずのバレーチームがまた一瞬で三浦海岸まで戻っている!

しかも二度もテンペラー星人の攻撃を直撃されて気を失っていたにも関わらずだ!

化けモンかコイツらは!!

 

 

しかしそんなバレーボーイズの不死身ぶりは全く触れず帰ってきたウルトラマンが郷秀樹(団次郎)の声で、

「タロウ、忘れるなあの声を」と告げる。

そしてゾフィーが鹿島信哉「さぁ、行くぞ!」と兄弟たちに告げる。

「さよなら、タロウ」とまるで永遠の別れみたいな雰囲気を出す。

すぐ6話後の40話「ウルトラ兄弟を超えてゆけ!」のVSタイラントでまた兄弟そろって出演するのにね(笑)

 

 

ウルトラ兄弟を見送ったタロウは地上に戻る。

ZATの「本物の」メンバーと合流した光太郎。

例の「不死身の瞬間移動」バレーボーイズとなぜか三浦海岸をランニングするZATメンバー。

走って東京まで戻るトレーニングなのかな?

再度「兄さんたち、さようなら!」と空に向かって叫ぶ光太郎で終了。

 

 

2話続けての「お祭り回」ということでツッコミ所も満載でしたが、

なんだかんだでほとんどタロウの力でテンペラー星人を倒したのは良かったと思いました。

やっぱり前後編通して兄弟たちの性格分けや、やりとりが一番面白い要素でしたね。

 

 

そして、33話(前編)ではタロウの甘え体質を問題化させ、

34話(後編)では一転してタロウの増長を問題化させるという脚本も秀逸で、

展開的にも飽きさせなかったです。

普段のタロウはどっちかと言うと甘え体質はほとんどなく、あくまで33話での限定のようなキャラでしたけどね(笑)

 

 

改めて「力を合わせよう」というメッセージの重要性がわかりました。

1人で身勝手な行動をして暴走する先には必ず大怪我が待っています。

人間は1人じゃ生きていけないということでもありますね。

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