【直撃!シンソウ坂上SP】で、かつてのスーパースターである新庄剛志の現在が放送されました。
現在、48歳ですがプロ野球選手として復帰を目指して厳しくストイックなトレーニングに励む姿。
しかし、そこに悲壮感はなく、その目的も自らがチャレンジすることで「元気(勇気)を与える」ためという。
「夢を持てない子どもたち」へのメッセージも込め、かつては決して見せなかった「練習している姿」も見せました。
一度引退してから現役復帰したプロ野球選手の前例(正式引退後の復帰)
藤村富美男
「初代ミスター・タイガース」として、戦争を挟んで大活躍したプロ野球草創期の大スター選手。
1956年に40歳で引退するも、1958年に42歳で現役復帰します。
しかし24試合の出場で、打率115、本塁打0本、打点1という散々な結果で終わり、再び引退しました。
城之内邦雄
ジャイアンツのV9時代初期のエースとして活躍して「エースのジョー」と呼ばれた投手です。
まだ力はあったもののチームの若返りの方針で干され1971年に31歳で引退(当時は20代後半からベテラン扱いされる時代でした)。
しかし33歳になる1973年に今度はパリーグのロッテに投手として復帰します。
2年のブランクで肩が完全に衰えてしまったようで、結果は5試合登板で0勝0敗の防御率4.09、11イニング投げて11被安打と全く通用せず再び引退です。
この現役復帰は、ジャイアンツ時代の同僚で当時ロッテ監督だった金田正一の誘いがきっかけで、
当時のパリーグがあまりに人気がないことから、この「エースのジョー」の現役復帰は集客効果を狙った話題集めが目的だったようです。
栗山 聡
東農大卒という異色の経歴を持つ投手で、1997年にオリックスに入団するも芽が出ず2001年に戦力外通告。
中日にテスト入団するもこちらでも芽が出ず2003年に現役引退。
オリックスの打撃投手になるものの、その150キロ前後の球速を買われて2004年に30歳で現役復帰します。
しかし、やはり芽が出ずその年のオフに自由契約となり、社会人野球に転身していたものの、そちらも2006年に引退してしまいました。
阿部 健太
主に中継ぎ投手として近鉄⇒オリックス⇒阪神⇒ヤクルトと渡り歩いた渡り取り投手。
2014年オフに戦力外通告を受けて現役引退し、ヤクルトのスコアラー兼打撃投手へ。
しかし、翌2015年にはヤクルトの野手に故障者が続出して、
2軍戦で野手が足りない事態になり、慣れない別ポジションの選手を守らせて怪我をすることを防ぐために「野手」として2軍限定で現役復帰。
野手としてのセンスも非凡なものがあったようで、17打数2安打3打点と30歳の元投手にしてはなかなかの結果を残したものの、
シーズンオフに改めて戦力外通告を受けて、今度こそ無事に引退できました。
川相 昌弘
言わずと知れた、80年代後半~90年代のジャイアンツのショートとして君臨した職人タイプの選手。
2003年に39歳で引退を表明するものの、引退表明後の球団対応に不満を抱き引退を撤回し、かつて同僚だった落合監督がいる中日に移籍します。
そこから3年間、堅実な打撃・守備・バントで地味に活躍して、中日ドラゴンズの黄金時代到来に貢献して、今度こそ確実に引退しました。
タフィー・ローズ
外国人打者の成功率ではプロ野球史上屈指の実績がある近鉄バファローズが呼び寄せた選手の中でも、最も活躍した助っ人外国人打者。
2006年3月に母国アメリカでのマイナーリーグ復帰失敗により、37歳で引退。
1年ほどのブランクを経て、オリックスバファローズに38歳で現役復帰します
その後3年間も、40歳前後とは思えぬほど打ちまくり大活躍し、引退してから現役復帰したケースとしてはこの選手が最高の成功例でしょう。
打率308でホームラン22本を打っていた41歳のローズですが、契約は難航。
オリックスはまるで国民への給付金を渋りまくる政府のようにローズへの契約金を高齢を理由に渋り、低い条件提示をします。
これにローズが納得せずに契約打ち切りとなり、2度目の引退になります。
その後バスケットボールチームのコーチなどをして数年ぐずついていましたが、47歳になる2015年にBCリーグ富山で2度目の現役復帰を果たします。
レベルがかなり落ちる独立リーグ投手が相手だけに打ちまくっていましたが、怪我などもあり、3度目の引退になりその後は現役復帰はしていません。
でも、この選手ならまだあるかもしれないと思えてしまいますね。
フリオ・フランコ
まさに「生きるレジェンド」と言うべきとんでもない選手です。
アベレージヒッターとしてメジャーでも活躍し、日本のプロ野球にも1995年と1998年の2度ロッテでも大活躍。
そして、メジャーでは48歳の2007年までプレーして、その48歳のシーズンにあのランディ・ジョンソンからホームランを打っています。
このホームランはメジャーリーグの最年長ホームラン記録です。
翌、2008年にメキシカンリーグで48歳で引退。
しかし、2014年に55歳でテキサスの独立リーグでコーチ兼任選手として現役復帰を果たします。
27打数6安打の打率222という成績ですが、アメリカの独立リーグは日本の独立リーグよりずっと球威が上なのでこれはすごいことです。
55歳でも腕はすさまじく太く、トレーニングを続けてきたのがわかります。
さらに、翌2015年には日本のBCリーグ石川で選手兼任監督として現役復帰を果たします!
奇しくも、上述したタフィー・ローズが復帰した年と同じで、しかもどちらも日本海側のチームという奇遇。
さらにすごいのは、その55歳でも77打数24安打の打率312を記録したことです!!
いくらBCリーグのレベルがメジャーはもちろん、日本のプロ野球に比べてもかなり落ちるとはいえ、
それでもプロ入りする選手が出るリーグですから、それでこの成績はすごいです。
本塁打と三塁打は0本で二塁打が4本ですから、ほぼ右打ちの軽打に徹していたのでしょうがそれでもすごいもんはすごい!
結局この年で選手としては活動は止まっていて、その後はまたコーチとして活動していますが、
この選手の存在を考えると、タフィ・ローズもまだやれるんじゃないかなと思ってしまいますね。
フランコに至っては本人も「66歳までプレーする」と言っていましたし。
でもローズはホームラン打者だからフランコみたいに軽打狙いで許されるタイプじゃないから難しいかもしれませんが。
このフランコがさらにすごいのは、その実年齢です!
当時のドミニカ共和国は正確な戸籍がなく、年齢は「自称」できてしまうというアイドルを目指す女性には夢のような国なのです。
フランコもほぼ確実に年齢をサバ読んでいるとほぼ「公認の事実」とされています。
交渉は1958年8月23日生まれですが、実際は1954年8月23日生まれの4歳サバ読みが濃厚とのこと。
それが事実であれば、メジャー最年長記録は48歳ではなく52歳ということになり、
現役復帰も55歳ではなく59歳ということになるわけです!
それならいっそのことサバ読んでてほしいくらいです(笑)
引退はしていないものの、ブランクを経ての現役復帰した選手の例
「引退しても復帰する」なんてことはプロレス界でもなければありえないことだと思われがちですが、
実はプロ野球界でも引退後に復帰する例はしばしばありました。
有沢 賢持
ヤクルトスワローズに在籍したサウスポー投手。
1978年に当時28歳で入団するものの、プロで一度も登板を果たすことができないまま1981年に戦力外。
現役引退はせずにチームに打撃投手として残り、いつの時代も左腕投手というものは不足していて、
チームに要請され1984年に33歳で現役復帰し、33歳でプロ初登板を果たして、22試合17.1イニングを投げ防御率2.60という成績を残します。
しかし、翌年は肘を故障して、23試合18.1イニングを投げ、防御率は5.89に悪化して、今度は正式に引退しました。
西 清孝
1984年に南海ホークスに入団し、1990年シーズン中に広島カープにトレードされるも一軍では目立った成績を残せず1993年に戦力外通告を受けます。
しかし引退はせず横浜ベイスターズに打撃投手として獲得され、1995年に29歳で二軍で現役復帰。
さらに翌1996年には30歳で1軍登板で正式に現役復帰します。
1997年には58試合登板58イニングを投げ防御率2.55の好成績を残します。
1999年まで現役を続けて引退しました。
中山 裕章
高校時代は桑田・清原要するKKコンビと甲子園で熱戦を見せて、大洋ホエールズのエースとして活躍していた投手。
しかし、1991年オフに強制わいせつ事件を起こし逮捕され、その後は浪人状態となるものの27歳になる1994年に中日ドラゴンズでプロ野球界に復帰します。
その後は2001年まで長く中日の中継ぎ・抑えとして活躍し、さらにその後2年間台湾でプレーして引退します。
59歳(?)のフリオ・フランコが現役復帰できたんだから48歳の新庄だって・・・
59歳で現役復帰が可能なら、48歳なら尚更可能性が高いのではと思いがちです。
いくら日本人離れした身体能力の持ち主とはいえ、新庄を超人的身体能力のドミニカンと比較するのは酷です。
体力面ではできるかもしれませんが、それでも新庄の現役復帰が厳しい条件が様々揃っています。
現実は甘くなさそうです。
視力の低下
プロ野球選手の野手が引退する原因は体力と共に「視力」の低下も大きな理由になります。
純粋に老眼ということもあれば、動体視力の低下もそう。
ものすごいスピードで投げられるボールを打ち返すわけですから、「野球選手は目が命」というどっかのCMみたいなフレーズが当てはまります。
そういえば新庄は歯を全てブッこ抜いて2000万円かけて総インプラントにしていましたね。
これ見た目的には白い歯で良いかもしれませんが、健康には確実にマイナスです。
自歯を失うと健康面で様々な悪影響がありますから、いくら見た目を大事にすると言ってもこれはやめたほうが良いです。
そもそもあそこまで白光りしていると逆に不自然ですし。
それはともかく、新庄の視力がどこまで衰えているか。
本人は「老眼」を口にしていて、近くのものが見えないからフォークボールに対応できないと正直な気持ちを打ち明けています。
動体視力だって衰えているでしょう。
そもそも新庄が34歳で引退したのは、遺伝性の視力の低下でボールが見えなくなっていたのもあります。
元々打率が高いタイプの選手ではなかったですが、視力の低下でさらに打撃に安定感がなくなっていました。
そこから13年のブランクがあるわけで、もう目がついていかないのではないでしょうか。
投手の進化
新庄が引退した13年前と比べて、日本人投手のレベルは大きく向上しています。
まず、トレーニング技術の進化で、根本的に球速が皆上がりました。
もう1軍に定着するレベルの投手なら150キロ以上を投げる投手は「あたりまえ」の時代になってきています。
また、昔では考えられなかったこととして、小柄な投手でも150キロ以上を投げる投手たくさんいるのです。
球威がこれだけ増していると、ただでさえ視力に不安がある新庄には辛い現実です。
また、球種も当時に比べて増えていますから、見たことがない軌道に目が慣れるのは相当大変・・・というか絶望的かもしれません。
外野手は最も需要が低い
新庄のポジションは外野手です。
しかし、外野手はどの球団でも基本的に補強の必要性が薄いポジションで、ポジションコンバートでもなんとか対応できてしまうほどです。
わざわざ獲得するなら、余程打てる選手出ない限り獲得はしません。
新庄が投手であればまだ話は違いましたが、野手でしかも外野専門であるとかなり「必要性」がないのは事実です。
まして、野手であれば投手と違って毎日試合に出ることを求められす。
それができないとベンチの1枠が無駄になるので、基本的になかなかベンチに入れておくのは難しいのです。
勝負強いタイプでしたから代打屋として使う道もありますが、貴重な選手枠を1つ潰してまで使うメリットがあるかと考えると厳しいところです。
13年のブランク
おそらく、13年もブランクがあって現役復帰した例はないでしょう。
フランコでさえ6年のブランクでした。
13年も野球から離れていて、本格的トレーニングもしていなかったわけですから、
それを急に戻すなんて“おとぎ話”のレベルと言わざるをえないです。
それだけのブランクでは、いくらまだ体力があるとか、腹筋がバキバキに割れているといっても目がどうしても衰えます。
ベテラン選手になると1年試合に出ないだけで致命的に衰えてしまうこともあるのです。
また、「今の投手を全く知らない」という点も絶大なデメリットです。
プロ野球で長年安定して打っている選手は、「長年やっているから投手の特徴を熟知している」ことも大きいのです。
その投手の球種やフォームの癖やタイミングの取り方などわかっているから打てる。
新庄はもうそれが「リセット」されてしまっていますし、当時いた投手で今も現役なのはもう西武ライオンズの松坂大輔投手ただ1人です。
大河内志保との離婚真相と新庄剛志という男の人間味
番組内で新庄は妻・大河内志保との離婚原因を赤裸々に語りました。
何と理由は「バリ島に移住したいから」ということだけです。
だったら妻と一緒に移住すれば良いのに、なぜか「移住したいから離婚してください」と突き付けたとのこと。
このあたりの詳細がわからないけど、彼女は日本でタレント活動を再開していて日本から離れたくなかったという意思があったのでは?
ただ、新庄は女々しい言い訳をするタイプでもないし、彼女を悪者みたいにするくらいなら自分が悪者になればいいという性格。
彼女を庇ってあんなこと言ったんでは?とも思えなくもないんですよ。
やたらと「女は裏切る」とか「エビとカニと女はもうアレルギー」など女性で嫌な思いをしたことを示唆しています。
とにかく彼はバリ島に移住したいから離婚したいと押し切ったと言い切ります。
新庄のためにモデル・タレント活動を引退してまで一緒になることを選んだ妻をそんな身勝手な理由で「捨てた」ことになる。
まぁ、この時点で多くの女性はもう新庄剛志という人間は、東出昌大並みに好感度が下がった存在になったのも事実でしょう。
しかし、新庄は聞かれたことは何でも正直に答えるのはある意味すごいことです。
普通なら聞かれたくない質問には答えなかったり、事前に聞かないように通達したりするもんでしょう。
まして離婚理由とか、その理由が本当に「バリに移住したいから捨てた」なんて理由なら絶対OAを了承しません。
こんな好感度下がりそうな事実をコソコソ隠さずにすべてぶっちゃけるのはすごいことではあるんです。
それなのに、こんな最もセンシティブな質問まで許して、しかも素直に答えてしまうわけで。
他にも様々な「ぶっちゃけ」ぶりを見ていて、いい意味で「純粋な野球バカ」なんだなとは感じました。
この現役復帰への挑戦だって、暗い時代に元気を与えるために自らがピエロになっている部分も意識しているかもしれない。
バカにされるのが怖いと言っていますが、バカにされることがわからないわけがないはず。
どんなにバカにされても、絶望的な挑戦を48歳で挑むことに「ロマン」を感じる部分はあるんですよ。
しかも、失敗に終わってその後の人生の「保証」もほとんどないはずです。
過去に詐欺に騙されたり、妻への慰謝料支払いでほぼ全財産を失っているようです。
収入源は年に1,2度あるワークスーツ(作業着)や加圧シャツの広告塔としての収入だけ。
最近YouTubeチャンネルを開設していますが、再生回数を見れば月に1万円かそこらにしかならない程度の数字です。
同じ元プロ野球選手のチャンネルであれば、先日コロナ感染を公表した片岡篤史のチャンネルの方が圧倒的に稼いでいるでしょう。
PL学園の先輩である清原や桑田を呼び寄せたことで、視聴回数は100万回を超えていますからね。
それくらいなら月数十万円くらいにはなりますが、新庄のチャンネル視聴回数では「はした金」にしかなりません。
生活密着取材もありましたが、バリで家賃3万かかるならそこまで安いわけでもないし、
キウイ2日分で1,500円とか、毎日マッサージに5,000円とか払ってたら、広告モデルの収入がどれくらいかわからないけど、金が尽きるんでは?
だから「保険」も「保証」も「安定」も何もないんですよ、今の新庄には。
それでも絶望的な挑戦をする。
それも「楽しむ」と笑顔で言い切って。
そんなことができる48歳が他にいるだろうか?
プロ野球界の現状
そもそも、今のプロ野球界はコロナ問題で今シーズン開幕できるかどうかのメドすら立っていません。
マスコミはあくまで「開幕延期」という論調ですが、現実はもう「今シーズン中止にするかどうか」の決断を迫られている状況でしょう。
普通に考えて、コロナがそんなすぐに収束するとは思えず、仮に5月とかで急に収束してもすぐに観客をたくさん入れて試合をするなど絶対に無理です。
もうやるとして無観客試合でなければ難しいかもしれないですし、仮に無観客試合でも選手に感染のリスクを強いることになる。
仮に今シーズンが中止になれば球団財政は巨額の赤字を抱えることになります。
選手に支払う年俸も出せるか出せないかという状況で、「遅れてきた過去のスター」である新庄剛志を獲得する“酔狂”が許される球団などあるかどうか。
ただ、“新庄復帰”が実現すれば、暗い世の中に明るさと希望を与える素晴らしいニュースになるでしょう。
その話題性は十分で、集客やスポンサー獲得にも効果はあるはず。
コロナ問題で野球人気が冷え込む可能性もあります。
新庄剛志現役復帰という“禁断の果実”に手を出す球団もあるかもしれません。
独立リーグ参加や16球団構想実現後はどうか?
NPBへの復帰が難しいのであれば、フリオ・フランコやタフィ・ローズなどが参加した独立リーグではダメなのか?
でも、「目立ちたがり屋」の新庄だから、NPBの復帰にこだわる気がします。
ならば、今話題になっている16球団構想が実現したら、その新たに誕生する4球団に加入する道ならあるのではないか?
新規誕生する4球団はとにかく選手が全然いない状況なんですから、プロ野球で大活躍した「レジェンド」の存在はほしいはず。
16球団構想は早ければ2年後には実現するかと言われていました。
しかし、コロナ問題で今の12球団さえ存続が危ぶまれる状態になってしまったからこれも難しいかもしれません。
それでも新庄剛志の挑戦を応援したい
番組を見てて思ったのは「新庄って直感で動いてしまうタイプなんだなァ」ということです。
よく「宇宙人」なんて称されてるけど、どっちかってと本能のままに動く動物みたいな感じ?
整形クリニックの前を通りかかったら「あ、整形しよう」といきなり整形手術をしてしまうとか。
バリ島に一度行っただけで「あ、移住しよう」とか。
「あ、離婚しよう」とか。
番組で語る過去のエピソードを聞いているとそんなものばかりですね。
阪神時代の25、6歳の時にもいきなり「引退します」と言ってマスコミを騒がせた時がありましたね。
そして今回の「あ、プロ野球選手になろう(戻ろう)」という唐突な直感。
そして、直感に従い本能のままに動けてしまうフットワークの軽さ。
普通、40歳も過ぎればいろいろなしがらみなどがあり、何か新しいことを始めるのも大変なもんです。
確かに新庄は何も守るものがない気楽な立場だとも言えますが、それでもここまで絶望的かつリスクの大きいチャレンジはすごいです。
マネできる人はまずいないでしょう。
それをバカにすることはできないわけです。
人間的には発達障害なのかもしれない。
奥さんに対する仕打ちも仮に彼が「悪人役」を全て引き受けていると考えてもやっぱり酷い。
それでも、このチャレンジだけは応援したい気持ちにさせるんです。
難病のお姉さんのこともある。
元気がない日本の40代に勇気を与えたいという気概も素晴らしいと思う。
人間としては100点満点ではないだろうけど、それでも無謀なチャレンジに全てを捨てて挑む気概は立派だと思います。
可能性はほぼ0%に近いでしょう。
それでもどこまでやれるのか・・・限界にチャレンジする姿ほど興味を惹かれるものはないわけです。
「コンテンツ」としても大きな魅力があるこの“新庄チャレンジ”
今後どうなるか大いに注目していきます。