10人の子供を抱えて離婚を経験し、再婚して現在12人目の子供を妊娠中の助産師HISAKO(ひさこ)さんが、
YouTubeチャンネルを先月頭に開設しました。
彼女を見ていると、本当にすごい「生命力」みたいなものをツヨクツヨク感じるし、
どうしたらあれだけいつも笑顔で明るく前向きに生きられるんだろうといつも感嘆してしまっています。
助産師HISAKO(ひさこ)さんのプロフィール
助産師HISAKO(ひさこ)さんのプロフィールを簡単に紹介。
名前:黄瀬(旧姓小林)寿子(ひさこ)
生年月日:1974年1月1日大阪市生まれ(2020年6月6日時点で46歳)
家族:再婚した夫のMARK(黄瀬正道)さんと、上は22歳から下は3歳まで(2020年6月時点)の4男7女の子どもたちと、今妊娠中の赤ちゃん
身長:165㎝
陸上では代表選手の走力の持ち主
看護短大の助産学科を卒業後、総合病院の産婦人科勤務⇒地域のクリニックなどで勤務↓
24歳で第一子出産のためクリニックを退職
↓
年子で5人出産し、その間は専業主婦生活だったが、働きたいという気持ちから出張専門『助産院ばぶばぶ』を大阪阿倍野で開業
↓
さらに5人を出産する傍らで、育児雑誌コラムや講演活動なども展開し知名度を高める
↓
40歳の時に10人の子どもを抱えて離婚を経験
↓
現在の夫・MARKさんと再婚
↓
新しい夫との間に11人目の子どもを授かる
↓
『助産院ばぶばぶ』を沖縄に移転
↓
2020年2月に12人目の子どもを妊娠
このような経歴を辿った方です。
それでも多くの子供を育てながら自らも助産師として活動していたわけですから本当に頭が下がります。
12人も子どもを産むということは、初産は10代とかそれこそ「14歳の母」みたいな感じだったのかと思いきや、
彼女の初産は24歳とそこまで早い出産というほどでもなかったんです。
ただ、彼女は最初の出産から5人続けて年子で出産していることがすごいですよね。
特に最初に年子で子どもを5人産んだいた時はタイミングを狙えばほぼ狙い通りに妊娠したほどだったそうです。
ただ流産も経験していて悲しい思いもたくさんしてきました。
多くの子どもを育てる大変さを語るエピソードは枚挙に暇がありません
「洗濯機は1日に3回まわします。夕食でカレーを作るとなると、米は10合(約1升)、肉は2キロ、タマネギは5個など大量の材料が必要になります。炊飯器は1食で2回使います。授業参観や運動会など、親の出席が必要な学校行事もたくさんあります」
「以前、子供の宿題で3日間の買い物調べがあったんですが、“うちはお米30㎏、豚肉6㎏、牛乳10パック、卵40個に…”と話したら、翌日、学校から帰宅した子供が“お母さん、みんなの家は卵1パックしか使わないんだって!”と驚いていました(笑い)」
食費だけでも気が遠くなりそうな話ですよね。
それでも彼女はとにかくポジティブで常に明るく笑顔で乗り切る強さがあるんです。
動画を見ていても常に満面スマイルでとにかく明るい!
その「関西人だから」というより根っこの部分でポジティブで明るい方なんだなと話し方や考え方でわかります。
10人の子どもを授かった間柄である、3歳年上の最初のご主人は仕事が忙しく夜遅くまで帰って来れなかったそうです。
また、両家の両親にも頼ってしまうとお互い気を使うのでほとんど便りもしなかったし、お手伝いさんも雇わなかったとのこと。
つまり最初の10人を「ワンオペ育児」(しかも外で働きながら!)で乗り切ったのです。
当然大家族はどこでも同じですが、子どもたちがしっかり家事を分担してくれたからこそ可能になった話です。
だとしても、これは本当にすごい話で思わず驚愕してしまいました!
しかし、そんな彼女も40歳で10人の子どもを抱えた状態で、最初の夫との離婚は相当辛かったそうです。
そりゃそうですよね。
10人ですよ!
10人!
それだけ多くの子どもを抱えて40歳という年齢で離婚なんてことになれば、これからどうすれば良いかわからなくなってしまいますよね。
離婚原因は彼女が動画で語る限りでは、お互いの気持ちの行き違いみたいですね...。
でも、そんな彼女を救って支えてくれたのが今の夫のMARKさんです。
40歳で10人の子持ちの女性を「ずっと一緒にいたい」と心から愛してプロポーズした男気のある愛情深い方です。
HISAKO(ひさこ)さんも、MARKさんがいなければもう生きていなかったかもしれないと語るほど追い詰められていた状況でした。
文字通り、「彼女を守った」方なんです。
魅力あふれるMARKさんという方がどんな方なのか、続いてご紹介します。
助産師HISAKO(ひさこ)さんの夫・MARKさんについて
MARKさんの簡単なプロフィールは以下になります↓
本名:黄瀬正道
生年月日:1960年5月24日大阪生まれ(60歳)
23歳でレディースアパレルメーカーを立ち上げ、31歳でアメリカのロサンゼルスでも事業をスタートし、その後15か国で事業を起こした精力的な方です。
「MARK」という名前は、アメリカで名刺作りの際につけたニックネームです。
「MASAMICHI KISE」という名前だから当初は「MARKEY(マーキー)」と考えたそうです。
しかし、現地の方に「MARKEY(マーキー)」は犬の名前だと指摘され、「MARK」がいいんじゃないかと提案され現在に至るというわけです。
大なり小なり扱える言語は
- 英語
- 中国語
- 韓国語
- トルコ語
- インドネシア語
- 台湾語
- 香港語
と、いう豊富さ!
これに加えてさらに日本語(ついでに大阪弁!)もあるわけですからね(笑)
現在は「助産院ばぶばぶ」の代表でありながら、抱っこ紐ブランドの「キューズベリー(CUSE BERRY)」も運営しています↓
彼の語る言葉で印象的なのは以下のもの↓
波乱万丈を生きてきたことが
広い視野での物事のとらえ方、限りなく前向きな思考、
すべてに感謝する心など、現在の僕の人生の
基礎を作ってくれる材料となったことは
間違いありません。
世界で事業を展開することで様々な苦労もあったと思います、
しかし彼もまたHISAKOさんと同じで常に明るく前向き思考(ポジティブ・シンキング)の持ち主だったんです。
愛情表現が苦手な日本人でありながら、彼はHISAKOさんにストレートに「愛してる」と言える性格です。
お互いの前向きな性格という共感と、彼のそんなストレートな性格にHISAKOさんも惹かれたんじゃないでしょうか?
HISAKOさんの動画にも頻繁に登場しますが、話していても本当に自然体で気さくで明るい方です。
一回り以上年が離れた夫婦ですが、まるで同世代の夫婦みたいな感じでやりとりしてるのが印象的です。
人を笑わせることも大好きで、将来的にはお笑い界にデビューも考えているとか!
今はYouTubeや様々なライブ配信アプリもあるので、お笑いデビューも決して夢ではないですよね。
同じ大阪のかつみ&さゆり夫婦みたいになれるんじゃないでしょうか。
もしデビューしたら即ファンになっちゃいます!
それくらい魅力的な夫婦なんですよ。
HISAKOさんとMARKさんの共通点
HISAKOさんとMARKさんを見てて真っ先に浮かぶ共通点はとにかく「若い!」ということ!
2人とも実年齢より軽く10歳以上は若く見えます!
HISAKOさんに至っては11人子どもを産んであの若さですから本当にすごいです。
産めば産むほど若くなるんじゃないかと思えてきます。
MARKさんも60歳には全く見えません!
染めているのかもしれませんが白髪も全くない上に、毛量も十分です。
ちなみにHISAKOさんもまだ白髪は一本もなく生まれつけの赤毛だそうです。(可愛いですね)
そしてMARKさんは声も若い!
動画では声だけで登場することが多いので、最初彼のことを知らない時はまだ30代くらいの年下の夫なのかと思ったほどです。
もちろん、HISAKOさんも声まで若いですね。
この夫婦を通じて得られるものは、この少子化の時代に多くの子どもを産んで育てられる可能性だけでなく、
アンチエイジング力まで学ぶものがありそうです。
これはもう完全に想像なんですが、おそらく前向きで明るくいつも笑っている性格があの若さを生むんだと思います。
特に笑うということは若さを保つにはとても大切です。
老化の原因になる「ゾンビ細胞」は、笑うことで撃退されることがわかっていますからね↓
『世界一受けたい授業』で「ゾンビ細胞」というものが紹介されました。 放置しておくととても恐ろしいものだと判明しちまいましたね。 「ゾンビ細胞」とは 細胞が老化するとそのまま死滅すると思われて[…]
助産師HISAKOさんが「助産院ばぶばぶ」を沖縄に移転した意味と、少子化の根本的原因
少子化がもう止められない段階まで進みつつある現在の日本。
特に首都圏の少子化は尋常ではありません。
その一方で、沖縄だけは出生率は昭和の時代から大きく変わらない水準を保っていることをあなたは知っていましたか?
沖縄は今でも子だくさんで理想的な環境です。
当然お産のニーズも多いので、「助産院ばぶばぶ」を沖縄に移転したのは英断だったと思います。
その一方で、なぜ沖縄の出生率が高いのかもHISAKOさんは語っていますね。
沖縄は全国平均と比べて所得水準が低く、さらに大学進学率も低いのです。
少子化の原因としてこの部分を触れることはなぜか専門家は避けたがりますが、結局は所得や学力が上がると出生率は下がってしまうのです。
さらに踏み込んでしまえば、女性の進学率や社会進出が進めば進むほど晩婚化や少子化が進むという側面はどうしてもあります。
そのことは触れてはいけないタブーなんでしょう。
そして、ヨーロッパでは女性の社会進出と高い出生率を両立しているということで日本も倣おうとしています。
しかし、ヨーロッパの女性と日本の女性では長く根付いた遺伝的性格が大きく異なるのです。
ヨーロッパの女性は精力的に仕事もこなしながら、男性にも自分からどんどんアプローチできます。
しかし、日本の女性は「受け身」です。
仕事もバリバリこなしながら、男性にもどんどんアプローチするということはなかなか難しい。
男性から声をかけてくれるのを待っているうちにあっという間に婚期を逃してしまうというケースは星の数ほどあります。
日本女性の礼節や貞操観念などの意識とも無関係ではないでしょう。
だから、いくら育休とかイクメンとか「ワンオペ育児解消」を叫んでも、その前段階の「結婚するまで」が大問題なんです。
景気が悪くて収入が安定しないから結婚しないのではないのです。
事実、沖縄は収入が低くてもどんどん結婚しています。
根本的に専門家が指摘する少子化の原因はズレまくっています。
かといって、また女性を家庭に入れるとか、25歳までに見合いをしてでも結婚させるという時代に戻すわけにもいきません。
もう女性の高学歴化⇒社会進出に舵を切った以上、後に戻ることはできないのです。
これからは「結婚するまで」に対策の重点を置かなければなりません。
今国がやっているものはほとんどが「結婚した後」のものです。
本当に対策が必要なのは“その前”なんです。
少子化改善は本当に難しい。
コロナウイルスの問題でさらに決定的に改善が絶望的になった感もあります。
しかし、助産師HISAKOさんを見ていると、少子化改善のヒントがいくつも得られる気がするんです。
彼女のような方がもっと増えれば、この国の少子化は改善できるんじゃないかと思います。
だからこれからもHISAKOさんとMARKさんと、その子どもたちを応援し続けたい気持ちです。